EVバスの問題点?:万博での導入と安全性の課題、未来への影響とは?万博を揺るがすEVバスのトラブル:品質問題と国産化への道
2024年10月、EVモーターズ・ジャパンが新型電気バスを発表。2025年春発売を目指し、国内市場での躍進を狙う。しかし、大阪・関西万博での中国製EVバスを巡るトラブルが続出し、安全性が課題に。全車両の総点検が指示される中、国産化の遅れや調達プロセス、法的課題も浮き彫りに。持続可能な未来に向け、EVMJはこれらの課題を乗り越えられるか。
💡 EVバスの導入が加速する中、大阪・関西万博でのEVバス導入と、相次ぐトラブルについて解説します。
💡 中国製EVバスの品質問題と、国産化への道のりの課題について掘り下げていきます。
💡 EVバスの安全性に関する懸念と、今後の普及に向けた課題、そして未来について考察します。
本日は、未来の移動手段として期待されるEVバスが直面している課題について、詳しく見ていきましょう。
未来への期待と現実の課題:EVバスの新たな挑戦
EVMJ、新型電気バスで何を目指す? 2025年春に何が?
国内市場での躍進! VIPバス、乗合バス、大型バスを発売。
EVバスは、環境に優しく静かな乗り心地で注目を集めています。
この章では、EVモーターズ・ジャパンが納入したEVバスの事例を通して、EVバスが持つ可能性に迫ります。
公開日:2025/05/22

✅ EVモーターズ・ジャパンが、大阪・関西万博2025のVIP輸送用としてEVマイクロバス5.99mを1台納入。
✅ 静粛性、乗り心地、環境性能が評価され、世界各国の賓客輸送に利用される。
✅ 国内での運用実績と万博会場での適応性も考慮された。
さらに読む ⇒レスポンス(Response.jp)出典/画像元: https://s.response.jp/article/2025/05/22/396044.htmlEVバスの導入事例からは、静粛性や環境性能の高さが評価されていることがわかります。
万博での活躍にも期待が高まりますね。
株式会社EVモーターズ・ジャパン(EVMJ)は、2024年10月に新型電気バスを発表し、国内電気バス市場での躍進を目指しています。
2025年春頃の発売を目指し、VIP仕様のマイクロバス『F8Series1マイクロバス』、乗合バス『E1』、大型路線バスの3種類をラインナップ。
これらの発表は、持続可能な未来を築くというEVMJのビジョンを体現するものです。
2019年の設立以降、EVMJは電気バスを中心に79台を納入。
特に2025年の大阪・関西万博に向けて、大阪メトロへの小型コミュニティバス35台と大型路線バス115台の納入を予定しており、一部はすでに利用されています。
また、北九州市に組立工場を建設し、国内生産開始を目指すなど、今後の展開に期待が寄せられています。
しかし、その一方で、大阪・関西万博で導入されたEVバスを巡り、複数のトラブルが報告され、その道のりは平坦ではないことも浮き彫りになっています。
え~、EVバスってなんかエコでかっこいい!でも、ホントに大丈夫なん?なんか不安やわ~。
万博での導入とトラブルの連鎖:中国製EVバスの影
万博の中国製EVバス、全車運行停止って本当?
不具合多発により、すでに全車両が停止。
万博でのEVバス導入は華々しいものでしたが、その裏では、中国製EVバスを巡るトラブルが相次いでいます。
この章では、問題の核心に迫ります。
公開日:2025/10/03

✅ 大阪・関西万博で導入されたEVバスに関して、トラブルが相次ぎ、国土交通省や環境省から注意喚起が出ている。
✅ EVバスは中国メーカー製で、品質や価格に問題がある。特に、南京恒天嶺鋭汽車有限公司(YANCHENG)製のスクールバスでは、多数の不具合が報告されている。
✅ 国産EVバスは、調達時期などの関係で、万博バスの選択肢に入らなかった。次回記事では、なぜ中国BYDが採用されなかったのか、その経緯が取り上げられる予定である。
さらに読む ⇒36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア出典/画像元: https://36kr.jp/376370/トラブルが相次いでいるのですね。
安全性が確保されないと、せっかくのEVバスも利用できませんよね。
大阪・関西万博では、EVMJが供給した中国製EVバス190台(大阪メトロ向け150台、オンデマンド40台)が導入されました。
しかし、これらのバスは不具合が多発し、すでに全車両が運行停止となる事態に。
WISDOM社製のバスではインバータなどの車載機器の不具合が原因とされ、国土交通省から総点検指示が出ている状況です。
オンデマンドバスとして運行されていたVAMO社製のバスは、ハンドル故障による事故を起こし、全車両が使用中止となりました。
さらに、YANCHENG社製のスクールバスでは、交差点での突然停止、ブレーキ不具合、AEBSモジュールの脱落など、深刻な不具合が報告され、運行開始からわずか2週間でディーゼルバスに切り替えられるなど、問題が相次いでいます。
やっぱ中国製は怖いっちゃね~。安かろう悪かろうってやつ?大丈夫かなー、万博。
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万博バス選定で揺れるEVMJ。中国製バスのトラブル多発!安全確保が急務。国産化遅れ、法整備も課題。未来のEVバス普及への影響は?